【新製品】

HTMLメールを高速配信するマーケティングツール「iMAS Enterprise V3.0」

■URL
http://www.imasjapan.co.jp/

アイマスジャパン代表のユウ・ミョンホ氏
 株式会社アイマスジャパンは、電子メールマーケティングツール「iMAS Enterprise V3.0」を販売開始した。

 アイマスジャパンは韓国のIT企業・iMAS社の日本法人。iMAS社は1to1マーケティングの自動化を主題に、メールマーケティングとメッセージングの自動化ソリューションを開発。韓国の大手企業を中心に、すでに100社以上の導入実績を持つ。特に300万件以上の大規模な顧客データベースを持つ企業が多く、金融関係では100%のシェアを誇る。iMAS社CEOのキム・ミンヨン氏によれば「いまやどのビジネスでもCRMは欠かせない存在。そのCRMと電子メールの組み合わせを、誰も思いつかなかった時にやったのがiMAS」という。

 今回販売を開始した主力製品の「iMAS Enterprise V3.0」は、Eメールマーケティングや顧客コミュニケーションを、低コストで効果的に実施できるサーバーソフトウェアだ。既存の顧客データベースを利用して、100万通規模のパーソナライズした内容のメールを高速配信ができる。HTMLメールの配信や効果測定、配信メールのトラッキング、エラーメールの解析といった機能を持ち、顧客の行動に合わせたマーケティングがWebベースの操作で可能という。価格は標準パッケージで800万円からで、システムインテグレータを通じての販売となる。

 アイマスジャパン代表取締役のユウ・ミョンホ氏は、「2000年10月に設立し、ベンチャー企業としては異例の半年間を、日本での可能性を探るために費やしてきた。現在はいくつか競合企業も現れているが、ワールドクラスの技術力ではうちが一番といえる。この技術力で、日本のメールコミュニケーションの道を開くのが当社の役割」と述べている。なお初年度は5.5~6億円を販売目標とし、「iMAS Enterprise V3.0」の50~100社への導入を狙う。

(2001/5/9)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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