【業界動向】

ブラウザー「Opera」がIBMのインターネットアプライアンスに採用

■URL
http://www.opera.com/pressreleases/20010515_2.html
http://www.ibm.com/Press/prnews.nsf/jan/F13AA0CB83F9C99085256A4D0051FBA9


NetVista

 ノルウェーのOpera Softwareは15日、WWWブラウザー「Opera 5.0」のQNX版が米IBMのインターネットアプライアンス「NetVista」に採用されたと発表した。米IBMとの契約は、Operaが新たに開発したQNX版のブラウザーを供給する初の大型契約となる。Operaはこれまで、米AMDやEricsson、英Psion、米Beと契約を結んでいる。

 Opera 5.0はWindowsやLinux、MacOS、EPOC、BeOS/BeIAに対応しているが、6番目のプラットフォームとしてQNXが新たに加わることになる。OperaはIBMとの交渉を開始した2000年11月以降、QNX版Operaの開発を始めた。QNX版Operaは間もなくリリース予定。

 インターネット端末では、多くの場合、機器自体および搭載するプラットフォームやアプリケーションにメモリの制限がある。Operaは容量が小さく高速なのが特徴で、このような組み込み機器に適しているほか、クロスプラットフォームのエンジンを搭載しているため、他のプラットフォームへの移植が容易だとしている。

(2001/5/17)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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