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■URL
http://osecnt13.osec.doc.gov/public.nsf/docs/icann-verisign-0518
http://corporate.verisign.com/news/2001/pr_20010518.html
米商務省は18日、ドメイン管理組織ICANNと米VeriSignとのトップレベルドメイン(TLD)管理に関する契約を承認したと発表した。「.com」「.net」「.org」といったTLDの管理について、ICANNとVeriSignが1999年11月に結んだ契約を更新するもので、両者が3月初めに契約内容を明らかにしていた。
新たな契約では、VeriSignが「.com」ドメインの管理業務を2007年まで延長するとともに、その後も契約を更新可能とする。登録業務も継続するが、他の登録業者との競争を阻害しないため、管理業務と登録業務との分離について、毎年独立機関の監査を受ける。また、「.org」ドメインの管理業務については2002年までで契約を打ち切り、その後、非営利組織に運営を移管する。「.net」ドメインの管理業務については、ドメイン管理や登録市場における競争が目標に達しなければ、2005年6月までで契約を打ち切ることになる。
米VeriSignはこれまで、「.com」「.net」「.org」の管理業務を独占的に行なってきたが、新たな契約により、2003年以降には段階的に自由化が進むことになる。
商務省のTed Kassinger氏は「我々の目標は、消費者がオープンで安定し、 競争的なインターネットの利点を得られるようにすること。今回の承認は、この目標を達成するためのもので、競争を促進して安定性を高めるよう契約の変更を求めていた」と語っている。
(2001/5/20)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]