【業界動向】

米NAIが文字ベースのウイルス検出技術に関する米国特許を取得

■URL
http://www.nai.com/naicommon/aboutnai/press/pr_template.asp?PR=/PressMedia/05242001.asp&Sel=952

 米Network Associates(NAI)は24日、ウィルス検出技術に関する米国特許「No.6,230,288」を取得したと発表した。

 NAIが取得した特許は、データを走査する際の空白処理を改善するもので、さまざまなウィルス走査技術をカバーしているという。同特許は、異なるテキストエディターで作成された文字ベースのウィルスのソースコードに含まれる予測のつかない空白に対応できる文字列検索アルゴリズムに関するものだ。

 この技術の特徴は、ウィルスについて記述しているWebページと、バイナリーウィルスに含まれるテキストを区別できることだ。Webページ上のテキストはテキストとして処理するが、テキストファイルではないバイナリーウィルスの空白キャラクターは「空白」として処理しない。

 NAIはこのようなウィルス検出技術により、McAfeeブランドのウィルス対策製品と他社製品との差別化を強めるとしている。

(2001/5/25)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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