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■URL
http://www.alsi.co.jp/ (ALSI)
http://www.trendmicro.co.jp/ (トレンドマイクロ)
http://www.netstar-inc.com/ (ネットスター)
左からトレンドマイクロの渡部副社長、ALSIの大喜多社長、ネットスターの小河原社長
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インターネットが生活に浸透する一方で、不適切な情報やコンピュータウィルスによる被害など、マイナス要素が増大する面がある。特に最近、業務時間での不適切なWebサイトへのアクセスや、社内から外部への情報流出メールなど、企業内でのインターネットの私的利用における生産性低下やセキュリティ管理の必要が指摘され始めている。こうした現状に対処するべく、企業内などでコンテンツフィルタリングやウイルス対策などを総合的に運用する仕組みがインターネットアクセスマネジメントとなる。
今回発表したIAM戦略では、ネットスターをIAM分野での開発会社として位置付け、同社のURLフィルタリング技術やデータベースのOEM提供を受け、ALSIとトレンドマイクロがそれぞれ製品を発売を行なう。ネットスターのフィルタリング技術はデータベース方式(規制リスト方式ともいう)と呼ばれるもので、検索エンジンを元にカテゴリー分けしたブラックリスト掲載のURLと、ユーザーで除外指定をしたURLをフィルタリングする形だ。“アダルト”など特定キーワードを検索する言語検索方式に比べ、Webの表示速度が速い、規制ミスが少ないといった特長がある。
IAM戦略のロードマップ
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トレンドマイクロの渡部敏弘副社長は、「アンチウィルスとフィルタリングは、インターネットアクセスに必要不可欠。ユーザー、管理する側の双方にとってセットであるほうがよい」と、IAM戦略の有効性を語っている。ALSIでは「Intersafe 3.0」を、他サーバー製品とセットで初年度で500セット、またトレンドマイクロでは「InterScan WebManager」を大企業(従業員1,000人以上、日本では現在約2,300社)の30%以上に導入を目指すとしている。
(2001/5/30)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]