【業界動向】

エキサイトフレンズは“出会い系サイト”ではない~エキサイトが「安全宣言」

■URL
http://friends.excite.co.jp/
http://www.excite.co.jp/pr/release/2001/010531_ExciteSafeClean.dcg (プレスリリース)

 最近、男女間の出会いを目的としたいわゆる“出会い系サイト”がきっかけとなった詐欺・殺人などの犯罪が巷をにぎわしている中、エキサイト株式会社は31日、「“出会い系サイト”での事件は『エキサイトフレンズ』をきっかけとして起こったものではありません」と異例ともいえる“安全宣言”を行なった。

 「エキサイトフレンズ」は、趣味や地域性別などさまざまな条件から仲間を探し、メッセージをやり取りできるコミュニティサービス(同社)だ。2001年5月時点の登録会員は約135万人、1日の利用者数は23~25万人にのぼる。エキサイトでは1999年12月のサイト開設当初から安全管理体制の強化を図っており、昨年12月からは男女間の「恋人を探す」カテゴリーを削除、名称も「エキサイト出会い」から「エキサイトフレンズ」に変更している。

 さらに6月1日からは、「公序良俗に関するまたはワイセツな記載」「犯罪行為に関する記載」「他人の信用、名誉またはプライバシーを侵害する事項」など8項目の審査基準を設定、利用者に公表することで、安全面の更なる強化を図る。

 「犯罪の温床」との印象が強くなった“出会い系サイト。エキサイトでは、“出会い系サイト”と異なることを強調することで、イメージ回復に努めるかまえだ。

(2001/5/31)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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