【業界動向】

米InterTrust、デジタル著作権管理などに関する米国特許を取得

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http://www.intertrust.com/main/pressroom/pressreleases/2001/010529-patents19-20.html

 デジタル著作権管理(DRM)技術の米InterTrust Technologiesは29日、DRMと電子透かし技術に関する2件の米国特許を取得したと発表した。米国特許番号「6,240,185」(通称185特許)と「6,237,786」(同786特許)で、同社が取得した19件目と20件目の特許になる。

 185特許は、音声や動画などのコンテンツに著作権管理制御情報を安全に埋め込むための電子透かしなど、隠れたデータの利用に関する関するもの。この技術は特に、電子透かしを使ってコピーを制御する手法として有用なものだ。また、このような埋め込み情報をDRMシステムと連携させて、コンテンツやデジタル情報が変更、解読、デジタル・アナログ変換されても保護、管理することができる。

 もう1件の786特許は、セキュリティを確保して取引処理や電子著作権保護を行なうシステムおよび方法に関するもの。ユーザーがセキュリティを確保した電子機器を介して、コンテンツやコンテンツを管理する規則を取得できるようにする配信技術を特許化したものだ

(2001/5/31)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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