【調査結果】

米MSNが全米で検索サイト2位に浮上~世界でも僅差で3位に

■URL
http://www.websidestory.com/cgi-bin/wss.cgi?corporate&news&press_2_133

 米調査会社のWebSideStoryは30日、米Microsoftの「MSN」が米国において検索サイトとしてYahoo!に次いで2位の座につけているとの調査結果を発表した。

 5月21日に行なわれたWebSideStoryの最新調査によると、Yahoo!は全米の検索サイト利用率で38.75%と依然として1位を独走しているが、MSNは2位で15.90%、Microsoftの最大のライバルと目されているAOLは4位で7.7%にとどまった。なお、3位はGoogleで11.29%。MSNは、1999年の1月の時点で検索利用率は1.53%だったが、それ以来Excite、AltaVista、InfoSeek、WebCrawler、HotBot、GoTo、Lycos、Snapといったサイトを追い越してきた。

 また、全世界における検索サイト利用率においてもYahoo!は41.47%とダントツの首位だが、MSNは2位Googleに僅か0.96%差の12.91%のシェアを占めており、ここでも検索サイト利用率2位の座をうかがっている状況だ。AOLは4位で5.40%とMSNを大きく下回っている。

 この状況についてWebSideStoryのStatMarketプロダクトマーケティング担当副社長Geoff Johnston氏は「これはMicrosoftの新しい市場シェアをめぐる戦いの体をなしてきているのかも知れない」と指摘した。

(2001/5/31)

[Reported by taiga@scientist.com]


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