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■URL
http://setiathome.ssl.berkeley.edu/tech_news.html (リリース)
数百万台のPCを利用した地球外生命体探査プロジェクト「SETI@home」において、5万人分のメールアドレスが盗まれていたことが判明した。
同プロジェクトの発表によれば、何者かが「SETI@home」で利用しているクライアント=サーバー間の通信プロトコルのセキュリティホールをついてメールアドレスと取得したという。盗まれたメールアドレスはWebサイトで公開され、また5月27日には、盗まれたメールアドレス宛てに犯行者と思われる発信者からのスパムメールが送信されていた。
「SETI@home」ではすでに該当するセキュリティホールを封鎖したが、これに伴いデータベースからユーザー参加情報に関するフィールドのデータが消滅し、現在はこの復旧作業を行なっているという。
(2001/6/4)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp / tatekawa@star.email.ne.jp]
(6/4掲載時にあった「サーバーへの侵入があった」旨の記載は誤りでした。お詫びいたしますとともに修正した記事を再掲いたします。 6月6日
インターネットウォッチ編集部)