|
■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Jun01/06-04UshersPR.asp
米Microsoftは4日、次期OS「Windows XP」に新版のインスタントメッセージング(IM)ソフト「Windows Messenger」を搭載する計画を明らかにした。同社は今週、このIMソフトを組み込んだWindows XPの最新ベータ版を配布開始する予定。
Windows Messengerでは、文字チャットや音声/ビデオ会議、データ共有などが統合されており、ユーザーがオンラインに接続すると通知を行ない、文字/音声/ビデオを通じてリアルタイムにチャットできるようにする。また、IETF標準の「Session Initiation Protocol (SIP)」に対応しており、企業に設置された他社製のSIPサーバーと連携するようプログラムすることもできる。
Microsoftは、次期版のOSにIMソフトを組み込むことで、ユーザー数の拡大を図り、1億人のユーザーを抱えるIM最大手のAOLを追撃するかまえだ。Microsoftはかつて、OSにWebブラウザーを組み込むことで、Netscapeを追撃してブラウザー市場を支配したという経緯がある。
(2001/6/5)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]