【NetWorld+Interop 2001 Tokyoレポート】

アッカとキュービー、ADSL回線を用いたビデオ有料配信サービスを今秋開始

■URL
http://www.acca.ne.jp/information/release/010605q/index.html

「レンタルビデオ・オンライン・サービス」のデモ画面。同デモでは映画を選択した

 株式会社アッカ・ネットワークス(以下ACCA)と株式会社キュービー(以下キュービー)は、ADSL回線を用いた「レンタルビデオ・オンライン・サービス」を今秋より開始する。一般家庭にある35インチ程度のテレビのフルスクリーンで視聴できるビデオオンデマンドサービスは世界初だという。

 「レンタルビデオ・オンライン・サービス」は、キュービーがコンテンツホルダーから預かったビデオソフトを独自のエンコード方式に変換したうえで、サーバーに蓄積し、ACCAのADSL回線を使って有料配信するものだ。ユーザー宅には、キュービー独自のエンコードに対応するSTBが設置され、テレビ画面上で個人認証や課金を行ない、映画などのビデオソフトをオンデマンドでストリーミング再生する。また、一度見終わったタイトルは何度でも再生可能で、レンタル期間終了後には自動的に再生できなくなる仕組みとなっている。STBは貸与され、価格は1,000円/月を予定。気になるコンテンツのレンタル料は、現行のビデオレンタルと同等になる見込みだ。

 なお、両社では、幕張メッセで開催されているネットワーク関連の総合展示会「Networld+Interop 2001 TOKYO」でADSL回線を使ったVHSクオリティ画像の配信デモンストレーションを行なっている。

(2001/6/6)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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