【調査結果】

Webサイトの整理統合が進む、ユーザー利用時間の50%を4社で占める~米調査

■URL
http://www.jup.com/company/pressrelease.jsp?doc=pr010604

 米Jupiter Media Metrixは4日、米国のインターネットユーザーが利用するWebサイトが減少し、Webサイトの整理統合が急速に進んでいるとの調査報告を発表した。

 ユーザーがオンラインで過ごす時間の50%は、1999年3月には11社で占められていたが、2001年3月には4社に減少した。オンラインで過ごす時間の60%で見るとさらに顕著で、1999年3月の110社から2001年3月には14社と、87%も減少しているという。

 2001年3月の調査でユーザーの利用時間の50%を占めていたのは、米AOL Time Warner (32.0%)、米Microsoft (7.5%)、米Yahoo!(7.2%)、米Napster (3.6%)の4社のサイト。

 Jupiterの上級アナリストであるAram Sinnreich氏は「インターネットは新たな参入企業に機会を提供するかもしれないが、市場の大部分のシェアは少数の企業に占められている。これらのメディア企業が消費者を惹きつけるためには、広告やマーケティングに転換する必要がある」と提言している。

(2001/6/6)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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