|
|
株式会社フロントライン・ドット・ジェーピー（以下FLJ）は、企業向けのWebサイト評価サービスを開始した。
Webサイト評価サービスはすでに何社かが提供しているが、FLJによれば、売上高やアクセスログ分析といった限られた情報から、主観的な評価を行なうだけのところが多かったという。こうした状況を踏まえて、FLJでは機能や構造面での評価となる“Webユーザビリティ”と、ユーザーアンケートや視聴率調査などを分析した“利用実態”という、異なる観点からWebサイトを評価・判断するサービスを提供する。
具体的には、クライアント企業のサイトと、事業的に競合するサイトやベストプラクティスサイト（会員獲得やオンライン販売など、サイトで目的とする機能を達成しているサイト）を比較しつつ、Webサイトの評価や改善すべき点をレポートする。価格は最小パッケージで90万円からで、視聴率調査や満足度アンケートなどが含まれたフルパッケージでは500万円～となる。
FLJはインターネット関連ビジネスの戦略コンサルティングやWebサイト構築、運用・評価といった事業を主体としている企業。以前からコンサルティングなどの一環として、Webサイトリニューアル時の前段階調査などを行なっており、今回Webサイト評価サービスを単体で提供開始した形となる。Webサイトのリニューアルを図る企業や、これからWebビジネスを展開する企業を対象に、同サービスで年間40社、約1億円の売上げを目標としている。
◎関連記事
■[連載]ネットビジネス 日本からの挑戦 第22回：eビジネスの総合コンサルタント “日本発”の最先端を探る、フロントライン・ドット・ジェーピー
(2001/6/7)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]