【業界動向】

米AOL、中国企業と合弁会社設立~中国国内でインターネットサービス提供

■URL
http://media.aoltimewarner.com/media/cb_press_view.cfm?release_num=55251993
http://www.legend-holdings.com/

 米America Online(AOL)は11日、中国の大手パソコン関連企業Legend Holdingsと合弁会社を設立し、中国国内向けのインターネットサービスを提供すると発表した。合弁会社の資本金は2億ドルで、出資比率は、AOLが49%、Legendが51%となる。

 Legendは、中国最大のパソコンメーカー。China Telecomとの提携によるインターネット接続サービスをバンドルしたパソコンと、ポータルサイト「fm365.com」を提供することにより、中国国内のインターネット普及に貢献している。5月現在でオンラインサービスのユーザーは170万人で、電子メールサービスの登録ユーザーは290万人を数えるという。

 AOLにとってLegendとの提携は、巨大な中国市場進出への足がかりとなる。一方、Legendは、自らに欠けていた双方向オンラインサービス提供の技術や経験を補うためのパートナーとしてAOLが最適だったとしている。

(2001/6/11)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / hiro@nakajima-gumi.net]


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