【調査結果】

インターネット経験豊かなユーザーでも個人情報の提供には慎重~米調査

■URL
http://www.statisticalresearch.com/press/pr060701.htm

 米Statistical Research (SRI)は7日、インターネット経験が長いユーザーでもWebサイトに個人情報を提供することには慎重だとの調査報告を発表した。

 同調査によると、アクティブなインターネットユーザーの67%は、個人情報を要求するサイトの利用をやめると回答している。その割合は、経験豊かなユーザーでは65%、比較的新しいユーザーでは72%に達する。さらに、ユーザーの21%はWebサイトにアクセスするために偽りの個人情報を入力すると回答した。

 回答者の約半数は、「非常に懸念する事項」として、クレジットカード情報の悪用、Webサイト運営者による個人情報の売買や共有、インターネットの活動履歴を追跡するクッキーを挙げている。

 一方、クレジットカード詐欺に対して保証があるサイトには個人情報を提供すると回答したユーザーは28%。同様の保証を与えるプライバシー方針を掲載しているサイトでは、ユーザーの26%が個人情報を提供すると回答している。また、ユーザーが実際に買い物した店が開設しているサイトや購入した製品のメーカーサイトを信頼する傾向が強いという結果も得られている。

(2001/6/11)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp