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米Nielsen//NetRatingsは11日、5月におけるインターネット視聴率の調査結果を発表した。5月に最もトラフィックを集めた分野は、検索エンジン・ポータル・オンラインコミュニティの3ジャンル。その視聴者数は米国人の3人に1人にあたる約9,500万人、インターネット利用者への到達率は92%に達したという。
NetRatingsのSean Kaldor副社長は「検索エンジン、ポータルおよびコミュニティサイトは、あらゆるネットサーファーにとって不可欠なサイトとなった。インターネット利用者の10人に9人がこのようなサイトに毎月約5回もアクセスしている」と分析している。
なお、2番目にトラフィックを集めたのは、「通信・インターネットサービスサイト」で、ユニーク視聴者数は7,200万人、到達率は70%となっている。Kaldor氏は「通信・インターネットサービスサイトは、日常的なWeb利用で重要な役割を果たしていることに加え、検索エンジン・ポータルよりも急速に伸びている。この成長の鍵は、無料電子メールサービスの成功にある」と分析。さらに「MSNやYahoo!など、これら2つの分野の両方に分類される企業は、サーファーの精神的、経済的シェアを支配する理想的な位置にいる」と語っている。
(2001/6/13)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]