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■URL
http://about.altavista.com/release?yr=2001&dt=061201
米AltaVistaは12日、これまで提供してきた企業内HTML文書向けのサーチエンジンに加えて、企業内のWeb以外のあらゆる情報も検索するためのサーチアーキテクチャーを提供していくことを発表した。
この新しい検索技術は30の言語と200以上のファイルフォーマットに対応しており、企業内に散在しているさまざまな形式の情報を一気に検索できる機能を備える。企業内で必要とされる情報の中にはOracleやSAPのような高度なエンタープライズ向けソフトウェアの中にある構造化されていないテキストファイルや、メール、ワープロ文書、プレゼンテーションファイルなどさまざまな種類の情報があり、それらは別々のサーバーの中に保管されているか、ローカルユーザーのデスクトップやその他のデバイスに散在していることが多い。
AltaVistaの新しいソフトウェアでは、こうした別々の場所にあるさまざまな情報を一気に検索することができ、一カ所にまとめて検索結果を表示することができる。この新しい企業向けのサーチアーキテクチャーは「JavaAPI」を採用したオープンアーキテクチャーで、将来AltaVistaの提供する製品と統合できるように設計されている。また、企業内で実際に使われるコンピューティング環境を調査するため、AltaVistaではCompaq、HP、Oracleなど7社と提携し研究を重ねている。
(2001/6/14)
[Reported by taiga@scientist.com]