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【調査結果】

日本企業の英語サイト、相変わらずクオリティに問題
~ウェブワークス調査~

■URL
http://www.webworks-tokyo.com/

 ウェブワークスは14日、「第2回英文ウェブサイト実態調査」の結果を発表した。日本企業の英語サイトの実態を把握するために昨年から実施しているものだが、相変わらず英文編集ミスが多いなど、クオリティに問題がある状況であることが明らかになった。

 調査は今年6月、「英文編集ミスはあるか」「文字化けはあるか」「IRセクションはあるか」など7項目について行なわれた。その結果、昨年の調査でも対象とした企業のうち111社に対する追跡調査では、英文ミスがあるサイトが78%から86%に増加していた。一方、英語環境で閲覧した場合に文字化けが起こるサイトは、昨年の45%から32%と減少した。

 さらに今年から新たに、日経225企業のうち英文サイトのある209社、ナスダックおよびマザーズ上場企業88社のうち同じく37社を対象グループとした調査も行なった。日経企業においては、英文ミスが80%、文字化けが33%で確認された。ナスダック/マザーズ上場企業では、英文ミスがなかったのは1社のみで、97%でミスが確認された。一方、文字化けについては、3つの対象グループの中ではもっとも少ない24%となっている。

 ウェブワークスは、サイマル・インターナショナル、ラユニオン・パブリケーションズ、パオ・コミュニケーションズの3社による共同プロジェクトで、英語サイトの構築などを手がけている。同日には東京都内でセミナーも開催し、日本の企業ではまだまだ「付け足しのレベル」に止まっているという、英文による“グローバルウェブサイト”の重要性をアピールした。

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(2001/6/14)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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