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「eo64エア」では、キャラクターに女優の中村玉緒を起用。テレビCMでは「コードもいらんし、工事もいらん。カードだけの簡単セット」「こんなとこでも(美容院で)、こんなとこでも(寝室で)、いろんな場所でインターネット」と手軽さをアピールしていた。 「eoメガエア」では残念ながら、そのメリットと高速性が引き替えになる |
ケイ・オプティコムは、最大1Mbpsの常時接続が可能な無線アクセスサービス「eoメガエア」の試験サービスを大阪府内で16日より開始する。9月上旬まで試験を行ない、今秋にも本サービスを開始する予定だ。本サービス時の料金については、現時点で月額4,000円台を見込んでいる。
同社ではすでに6月1日より、64kbpsでの無線通信が可能な「eo64エア」を提供している。今回試験提供されるeoメガエアは、名称だけ見るとeo64エアの高速版と思われるかもしれないが、あくまでも固定網向けという点で性格が大きく異なっている。
eo64エアがPHSの基地局を利用し、子機もPCカードタイプだったのに対し、eoメガエアでは2.4GHz帯の無線LANを使用。ユーザー宅にアンテナを設置する必要がある上、アンテナからパソコンまでは有線接続となる。また、eo64エアではエリア内であれば家の中はもちろん、屋外でもアクセスできたが、eoメガエアでは、利用できるのは配線された部屋からと制約される。
試験サービスでは、堺市土師町を中心に11基の無線基地局を設置。約100世帯のモニターに試験サービスを提供し、通信品質などを検証する。モニター料金は無料だが、すでに募集は締め切られている。
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(2001/6/15)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]