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■URL
http://www.macromedia.com/software/sitespring/
米Macromediaは18日、Webサイトの構築プロセスを効率化し、デザイナー間のコラボレーションを容易にするためのWebアプリケーション「Macromedia
Sitespring」を発表した。
Sitespringは、サーバーベースのアプリケーションで、Webサイトを構築するチームがインターネット上で共同作業を行ない、ファイル管理をしたり、インターネット上でクライアントと打ち合わせができる環境を提供する。
SitespringでWebサイトを構築するチームは、Webベースでプロジェクト管理を行なうことができ、残されているタスクを把握したり、ワークフローを再検討したり、新たに変更点があった場合もメールでアラートを発っすることなどができる。これらの機能は、定評あるMacromediaのWeb開発ソフト「Dreamweaver 4」や「Dreamweaver UltraDev 4」などと統合されている。こうした機能はフリーランスのWebデザイナーとネット上で共同する場合にも有効に使える。
また、ファイル管理にも注意が払われており、チーム全体がいつでも最新の正しいファイルバージョンで作業していることを確認でき、誰かが古いバージョンのファイルで作業するなどでサイト制作コストを上げることがないようになっている。さらにSitespringは、インターネット上でクライアントと打ち合わせができる機能では、外部から見られないように顧客向けWebサイトをカスタマイズして立ち上げることができる。そこでクライアントは現在進行中の作業を確認したり、ファイルをアップロードしたり、新たな要望を出したりすることが可能で、Webサイトの製作者はクライアントのとのコミュニケーションをより密にすることができる。
Sitespringは今年の秋頃にWindows2000 ServerとWindowsNT 4.0Server向けに出荷が予定されており、価格は3ユーザーライセンス（デザイナーの数。利用するクライアント数には制限がない）で1,999ドルからとなっている。またベータテストプログラムは今年7月に始まることが予定されており、現在登録が可能だ。
(2001/6/19)
[Reported by taiga@scientist.com]