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■URL
http://www.yankeegroup.com/webfolder/yg21a.nsf/press/FE310C24F9DFA93E85256A6F00490633?OpenDocument
米Yankee Groupは18日、ストリーミングメディアを使った広告やプロモーションが今後4年間で指数関数的に増加するとの調査報告を発表した。家庭へのブロードバンド接続サービスの普及に伴い、企業が商品マーケティングのメッセージを配信する新たな手法として採用するためだと分析している。
ストリーミングメディア広告は、オンラインの音声・動画コンテンツに広告メッセージを挿入したものや、ユーザーがオンデマンドで商品情報やコマーシャルを引き出せるものがある。特にオンデマンドのマーケティング機会が市場の拡大を加速し、ストリーミングメディア広告市場は2000年の4,400万ドルから2005年には31億ドルと、70倍以上に拡大すると予測している。
YYankee GroupアナリストのSteve Vonder Haar氏は「ブロードバンドを利用するWebユーザーは、自動車やコンピューター、休暇プランなどの高額商品に関する情報を得るのにさまざまなビデオを利用できるようになる。Webはカウチポテトよりも目的を持ったビデオ配信に最適だ」とコメント。
さらに同報告では、ブランドのマーケティング担当者が既存のプロモーションビデオを活用する最適な方法として、オンラインのマルメディアを使ったプロモーションを検討するよう勧めている。
(2001/6/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]