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■URL
http://webevents.broadcast.com/yahoo/bcstsvcs/
米Yahoo!は18日、企業の広報宣伝部門がWebcastを使った広告やマーケティング活動などを行なうことができるサービス「Yahoo! Broadcast Services」を提供開始すると発表した。
この新サービスは、企業がブランドを広めたり、マーケティング費用を削減したり、製品やサービスの市場投入を早めることを支援するものだという。双方向アプリケーションやコンサルティングサービス、商品サービス、プロモーションなどが組み合わせされたもので、Yahoo!にアクセスする1カ月当たり1億9,200万人という顧客基盤を活用して、対象を絞った情報を配信するサービスだ。
Yahoo! Broadcast Servicesでは当初、5種類のサービスを提供する。地理的に分散した顧客に詳細な商品やサービス情報を配信する「Marketing Seminar Center」、顧客や提携企業がオンラインで商品を閲覧することができる「Product Demonstration Center」、オンラインでブランド戦略を推進できる「Brand Equity Center」、新しい製品やサービスに関するメッセージを顧客や社員、アナリストらに配信するサービス「Product Launch Center」、全ての販売やマーケティング情報をまとめた「Sales Support Center」の5種類だ。
この新サービスについて、Yahoo!のJim Lewandowski副社長は「このマーケティングソリューションパッケージは、企業のマーケティング部門が経費を削減しながら、対象を絞った視聴者にキャンペーンを行うことを支援するものだ。Yahoo!の1カ月当たり1億9,200万人というユーザーを活用して、キャンペーンの到達度や影響力を高めることができる」とアピールしている。
(2001/6/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]