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■URL
http://www.ibm.com/news/2001/06/19.phtml
http://www.national.com/news/item/0,1735,666,00.html
米IBMと米National Semiconductorは19日、新しいホームゲートウェイ技術を開発したと発表した。両社は、National Semiconductorのインターネット端末開発プラットフォーム「Geode SP4GX10」と、IBMの組み込み用ソフト「WebSphere Everyplace」を組み合わせた開発プラットフォームを8月から一般メーカー向けに提供する。同製品により、企業がゲートウェイやアプリケーションの開発時間を短縮可能にするとしている。
ホームゲートウェイは、インターネットと家庭内ネットワークを接続し、家庭内の照明やセキュリティシステム、電気・ガス・水道のメーター、エアコン、娯楽システムなどの遠隔管理を可能にする機器。
既に中国の家電メーカー最大手のShanghai General Electronics Group (SGEG)や、台湾のC.P.Technologyが、この開発プラットフォームを使って製品を開発している。SGEGはインターネット端末を遠隔監視や遠隔操作できるアプリケーション、C.P.Technologyは住宅向けゲートウェイの新製品「Power IA Smarthome UB2100」の開発に同プラットフォームを用いている。
米Allied Business Intelligence (ABI)の調査報告によると、ブロードバンド接続への需要がホームゲートウェイ市場の拡大を加速し、市場規模は2000年の2億6,700万ドルから2006年には26倍の71億ドルに拡大するという。両社はこの成長市場に向けて製品を投入し、収益の拡大を目指す。
(2001/6/20)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]