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■URL
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/20jun01a.htm
米Hewlett-Packard (HP)は20日、デジタル家電市場に参入する計画を明らかにし、その第一段として、インターネット対応のデジタルオーディオ機器「HP Digital Entertainment Center」を発表した。インターネットに接続してデジタル音楽を聴いたり、ストリーミングビデオをTVで再生できるようにする機器だ。HPは6月26～28日にニューヨークで開かれる「TECH EXPO」で同製品を披露する予定。
HP Digital Entertainment Centerは、書き込み可能なCDドライブ、MP3プレーヤーや携帯機器への音楽転送機能、モデムおよびイーサネットポートなどを備えている。最大750枚のCD (約9,000曲)を格納して管理でき、音楽情報などをTV画面で見ることができる。また、RealNetworksの「RealPlayer」や「RealJukebox」も搭載している。HPは同製品を2001年のホリデーシーズンまでに発売する予定だ。
米Cahners In-Statによると、デジタルエンタテインメント製品の出荷台数は2003年までに900%以上も増加すると見込まれており、またWebnoizeによると、オンラインでラジオを聴くリスナーは2003年までに米国人口の40%近くを占めるようになるという。
HPのConsumer Business部門のPradeep Jotwani社長は「デジタルエンタテインメント製品への市場機会は、デジタルオーディオ機器によって始まる。HP Digital Entertainment Centerはこの需要に一致する理想的な位置にいる」とアピールしている。
(2001/6/21)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]