|
日経BP社主催によるアジア最大規模のデジタル総合展「WORLD PC EXPO」の概要が発表された。会期は2001年9月19日から22日までで、会場は幕張メッセ。入場料金は2,000円だが、事前登録者は無料になる。また、今年の統一テーマは「ブロードバンド社会を拓く―Big“E”への挑戦」に決まった。統一テーマに沿って、企業向けの「ネット・ビジネス2001」と個人向けの「ネット・ライフ&デジタルエンターテイメント2001」に分けて、インターネットの活用スタイルを提案する。
企業向けの展示ゾーン(ホール1~3)では、次世代携帯電話やASPサービス、Bluetoothなどに焦点をあてる。また、海外パビリオンでは、初めて上海と天津の中国パビリオンが出展する。一方、個人向けの展示ゾーン(ホール4~8、イベントホール)では、ゲームやオンラインショッピング、オンライントレードなどを中心に展示する。特別展示ゾーンとして、アクティブシニアゾーンを設定し、シニアにやさしいネット接続やポータルサイトなどの紹介を行なう。
また、公式サイトとして「Internet WORLD PC EXPO(iWPC)」を6月27日に開設する。従来の公式サイトと違い、会期終了後も12月27日までサイトを運営するほか、iWPCメンバー登録制を導入する。メンバーには、これまでの事前登録サービス(事前登録バッヂの送付、入場料2,000円が無料)のほか、Webからの資料請求や、会場でプレゼントと交換できるクーポン券の発給などを行なう。さらに、「IT情報化診断クイズ」「デジタル理解度クイズ」などオリジナルコンテンツを提供する。
iWPCプロデューサーである北村達也日経BP社事業局事業部次長によると、「デジタルコンシューマーの多くはPCにあまり詳しくない。しかし展示会に来るとハードやソフトの購入意欲が高い。iWPCは彼らのニーズを吸い上げることができる。」という。また、物理的な理由で来場できなかったユーザーや、来場したが会場が広すぎて見過ごした情報があったユーザーに対するサポートになるとしている。
(2001/6/25)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]