|
|
■URL
http://about.altavista.com/release?yr=2001&dt=062701
米AltaVistaは27日、サイトへのトラフィックを増やしたい企業や個人などに向けた新しい有料サービス「AltaVista Express Inclusion Service」を開始した。サービスはシリコンバレーにあるインフラプロバイダーのinfospider社との提携により提供される。
新サービスは、最大で500までの希望するURLをAltaVistaのデータベースに登録し、それらのURLに関して毎週情報の更新を行なうというもの。利用者がAltaVistaの登録フォームにURLを登録すると、infospiderがこのURLが実在するものであることを確認する。AltaVistaは、そのサイトが同社のポリシーと合致して掲載できるものかどうかを確認し、評価が終了した後にサーチエンジンのアルゴリズムに従ってデータベースの中にそのサイトのデータを含めることになる。顧客は一週間以内にAltaVistaのサーチエンジンの中に自分のサイトを確認することができるようになるという。また、個々の会員のデータを管理する「Account Management Center」を通して、どのURLが登録されており、現在どのような状態でデータベースに登録されているのかを確認することができる。
これまでロボット検索型サーチエンジンでは特定のURLを登録できるようになっているところが多いが、データの更新頻度は数ヶ月に一度と低く、さらに登録してもサーチエンジンのデータベースに含めてもらえるのかどうか未知数のところが多かった。今回の新サービスはこうしたロボット型サーチエンジンの欠点を補うものとなる。
価格は6ヶ月単位の購読料金という形をとり、登録するURLの数に応じて一URL当たり12ドルから39ドルまでとなっている。
(2001/6/28)
[Reported by taiga@scientist.com]