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■URL
http://www.opodo.com/press/release_260601.html
欧州の大手航空会社9社は26日、オンライン旅行会社Opodoを設立し、年内にも航空券などの旅行関連商品を消費者に直接販売するサービスを開始すると発表した。
Opodoを設立する航空会社は、アイルランド航空、エールフランス航空、アリタリア航空、オーストリア航空、英国航空、フィンランド航空、スペインのイベリア航空、KLMオランダ航空、ドイツのルフトハンザ航空の9社。英国ロンドンに本拠を置き、航空会社とは独立して運営する。
Opodoは、世界における480の航空路線、54,500軒のホテル、23,500カ所のレンタカーセンター、旅行保険などを競争的な価格で利用可能にする。24時間のサービスを提供することで他の旅行サービス会社と差別化する。当初は、ドイツ、英国およびフランスでサービスを開始、2002～2003年に欧州全体に拡大する予定だ。
米国では6月4日、米航空大手5社が設立したオンライン旅行会社「Orbitz」が正式にサービスを開始し、競合する米Travelocityや米Expediaからユーザーが乗り換えるなど、オンライン旅行サービス市場の競争は激化している。また、米Forrester Researchが2000年4月に発表した調査報告によると、欧州のオンライン旅行市場は現在61億ユーロ規模だが、2005年には4,090億ユーロに拡大するという。航空会社9社は、このような拡大市場でOpodoがリーダーになると期待している。
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(2001/6/29)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]