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■URL
http://docs.yahoo.com/docs/pr/release789.html
米Yahoo!は28日、デジタル音楽サイトの米LAUNCH Mediaを現金1,200万ドルで買収することで合意したと発表した。同社買収により、Yahoo!はオンライン娯楽コンテンツを強化し、オンライン音楽ファンに魅力的な音楽コンテンツを提供するとしている。
両社の合意に基づき、Yahoo!はLAUNCHの全発行済み株式を1株当たり92セントで買い取る。買収は通例の手続きを経て、2001年第3四半期に完了する見込み。買収完了後、LAUNCHは現在の拠点であるサンタモニカで操業を続ける予定だ。
LAUNCHのサービスは、Yahoo!が現在提供しているエンターテインメント系サービス「Yahoo! Music」「Yahoo! Broadcast」「Yahoo! Radio」などを補完するものになる。LAUNCHのサービスにより、オンデマンドの音楽ビデオやアーティストの独占情報、音楽情報などを提供していく。さらに、ユーザーは好みに合わせたオーディオ／ビデオコンテンツをストリーミング配信する音楽放送局も提供する。
LAUNCHの買収について、Yahoo!のEllen Siminoff副社長は「エンターテインメントコンテンツが当社にとってますます重要な焦点となるにつれ、我々は1億9,200万人のユーザーに最適な娯楽体験を提供することに努力してきた。LAUNCHの買収はこの成果だ」と述べ、「LAUNCH Mediaは多くのユーザーや音楽業界のベテラン経営陣、広範な音楽関連コンテンツを保有している。この強力な中核資産は、Yahoo!が現在提供しているサービスを向上し、リーダーシップとしての立場を強化する」とアピールしている。
なお、LAUNCHは同日、米Universal Music Group(UMG)などのレコード会社がLAUNCHのインターネットラジオ放送サービス「LAUNCHcast」に関して著作権侵害で訴えていた訴訟で、UMGと和解したと発表した。LAUNCHは過去の実績に対してUMGに著作権使用料を支払うほか、UMGが著作権を管理する楽曲をLAUNCHcastで使用するライセンス契約を結んだ。
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(2001/6/29)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]