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■URL
http://www.jdna.jp/
日本語ドメイン名の普及を目的とした団体「日本語ドメイン名協会(Japanese Domain Names Association:JDNA)」が近く発足する。日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が中心となり、ソフトウェアベンダーやISP、通信事業者などに参加を呼びかける。すでに十数社が発起人として賛同することになっており、13日に設立総会が開催される。
日本語ドメインを含む多言語ドメインについては現在、IETFの「Internationalized Domain Names Working Group(IDN-WG)」で標準化作業が進められているが、採用が予定されている方法ではクライアントソフト側での対応が必須となる。しかし、ソフトウェアベンダーにとっては標準化が済んだ後で対応化したほうが無難なため、一般的に多言語ドメインが使えるようになるのは、標準化が済んだとしてもさらに先のことになってしまう。そこでJPNICでは、少しでも早い時期に日本語ドメインを使えるようにするため、標準化の動向や技術情報を共有することで、多言語ドメイン対応アプリケーションの開発を促す連絡組織の立ちあげを計画していた。
13日の設立総会終了後には、米VeriSign社副社長のTom Newell氏、IETFのIDN-WGでチェアを務めるJames Seng氏による記念講演会が予定されている。聴講受付が同協会のウェブサイトで4日より開始される。
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(2001/7/3)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]