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米Google、検索傾向の分析サイト「Zeitgeist」を開設

■URL
http://www.google.com/press/zeitgeist.html

 米Googleは、検索入力したキーワードを分析して、検索のパターンや傾向を提供するサイト「Zeitgeist」を開設した。検索キーワードの上位10件などが1カ月ごとにPDFファイルにまとめられ、無料でダウンロードできる。また、サイトには最近1週間の検索キーワード上位10件なども掲載されている。

 7月2日から始まる週の検索キーワード上位10件は、wimbledon(ウィンブルドン)、paula poundstone、jack lemmon、delta airlines(デルタ航空)、barbara schett、audiogalaxy、the fast and the furious(熱狂的の意)、tour de france(ツールドフランス)、nba draft、vicky botwrightの順。

 また、5月における検索件数の上位10件は、loft story、sulfnbk.exe、pearl harbor、elezioni、mothers day、douglas adams、miss universe、eurovision、cbse results、kyle bradfordの順。同じく5月に検索された言語で最も多かったのは英語の68%で、続いてドイツ語の9%、日本語の7%、フランス語の5%、スペイン語の5%、イタリア語の2%、オランダ語の1%、フィンランド語の1%、スウェーデン語の1%、その他1%であった。最も多く検索された分野は芸術の22%で、以下コンピューター(20%)、社会(12%)、アダルト(11%)、ビジネス(8%)、レクレーション(6%)、ショッピング(6%)、科学(5%)、証明書(4%)、ゲーム(3%)、健康の(3%)と続いている。

 なお、最近話題の検索キーワードについては、検索件数の日ごとの変化がグラフ化されている。5月におけるNapsterとAimsterの検索件数は、5月20日過ぎにAimsterの検索件数がNapsterを浸食し、すぐにピークに達したものの、5月末にはNapsterが回復したことなどが示されている。

(2001/7/9)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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