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■URL
http://research2.hi-ho.ne.jp/result/netlife/
株式会社ハイホー・マーケティングサービス(HMS)は、「インターネットについての4カ国比較調査アンケート結果」を公表した。調査期間は4月19日から5月31日。調査は日本、中国、米国、英国のインターネット利用者を対象に行なわれ、有効回答数は1万8,861名。
調査結果によると、5年後のネット技術が最も進む国は、米国が38.7%と最も高く、以下日本10.8%、中国6.7%、韓国5.6%となっている。国別にみると、日米英人では「米国」が最も高く、中国は自国をトップに予測している。
また、ブロードバンド化で利用したいコンテンツでは、日本が「映画やドラマのリクエストサービス」、中・米・英国は「テレビ電話」が最も多くなっている。さらに今後主流のネット端末は、いずれも国でも「パソコン」がトップだが、2位は、日本が「携帯電話」、中国は「携帯型情報端末」、米国と英国は「テレビ」となり、各国によって違いが現われた。
さらに、インターネットによる生活や意識の変化でも国による意識の違いが如実に現われた。日本では「新しい趣味が増えた」が53.1%で最も多く、中国・米国・英国では「テレビを見る時間が減った」が最も多くなっている。また、中国は「夜、寝るのが遅くなった」が2位、「新しい趣味が増えた」が3位にあがっており、米国と英国は「疎遠だった人と連絡を取るようになった」が2位にあがっている。ハイホー・マーケティングサービスでは、日本と中国ではインターネットを趣味と考えているが、米国や英国ではコミュニケーションツールとして活用していると分析している。
(2001/7/13)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]