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■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Jul01/07-12MSpressplayPR.asp
http://www.pressplay.com/
http://music.msn.com/
大手レコード会社Sony
Music EntertainmentとUniversal Music Groupの合弁事業である米pressplayは12日、米Microsoftと提携し、pressplayが今夏に開始を予定している有料会員制のオンライン音楽配信サービスにMSN
Musicが参加すると発表した。
pressplayとMSNは、共同ブランドの音楽配信サイトを開設し、会員制サービスを通じて、複数のジャンルにわたる人気アーティストの楽曲や独自番組を配信する。また、両社提携により、pressplayはMSNや他の参加サイトとの音楽配信サイトにおいて、デジタル著作権管理(DRM)機能を備えたMicrosoftの「Windows Media」フォーマットで楽曲を提供する。
MSN MusicはMicrosoftのオンライン部門であるMSNが4月に開設した音楽配信サイト。pressplayとの提携により、オンデマンドで楽曲を検索して視聴したり、pressplayの膨大な音楽カタログから個人用のプレイリストを作成して共有できるようになる。また、オンデマンドで楽曲をダウンロードしたり、ストリーム配信するサービスも提供する。
両社提携について、MSNのYusuf Mehdi副社長は「共同ブランドの会員制サービスにより、MSN Musicを訪問するあらゆるユーザーに対し、オンデマンドでpressplayの膨大な音楽カタログへのアクセスを提供する」とアピール。pressplayのAndy Schuon社長兼CEOは「Microsoftとの提携により、MSNを通じて、世界最大規模の消費者向けネットワークの1つへのアクセスに加え、Windows MediaとDRM技術による高品質のオーディオを提供する」とコメントした。
両社の提携は、Microsoftとpressplayの双方に利点をもたらすものだ。Sony MusicとUniversal Musicは合わせて世界の音楽市場のシェア4割を確保しており、Microsoftはこの膨大な音楽カタログにアクセスできるようになる。一方、Microsoftというブランドを生かしたMSN Musicには、数百万人のユーザーが訪問しており、pressplayはこれらの潜在的顧客を獲得できる。なお、pressplayは4月、ポータル最大手の米Yahoo!と同様の契約を結んでおり、今夏のサービス開始に向けて、着々と準備が進んでいるようだ。
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(2001/7/13)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]