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■URL
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2001/nws010716.htm
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)、アイドック株式会社、および米SecureMediaの3社は共同で、ブロードバンド向け映像コンテンツの暗号化配信事業を7月30日より開始する。これはNTT-MEのXePhion映像配信サービス「PrimeStage」の付加サービスとして提供される。対応フォーマットは、RealVideoとMPEG1・2・4形式(MPEG形式は10月1日~)。
従来の暗号化技術では、高品質なブロードバンド向け映像コンテンツを暗号化するには長時間かかってしまい、多数のコンテンツを処理しきれなかった。この問題に対して、米SecureMediaの開発した暗号化技術「Ecryptonite」を利用する。サービスでは、3社の協力により元になるデータを登録するだけで、エンコード、コンテンツの暗号化、複号化鍵管理、ユーザー管理および課金決済を一括して提供する。これにより、エンターテインメントや教育系のコンテンツを違法コピーなどから守ることができる。
なお利用料金は、50種類の45分ビデオを300Kbpsでエンコードして、3,000人の会員を対象に1会員が1ヵ月に平均3本視聴した場合で、初期費用約480万円、月額運用費用約170万円、およびクレジットカード決済代行料として売上の10%がかかる。NTT-MEなどでは、映画・音楽、教育などの有料コンテンツ配信やDVDなどと組み合わせた販売に利用できるとしている。
(2001/7/16)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]