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ベクターは16日、同社の運営するソフトライブラリーサイト「Vector」において、無料のパーソナライズサービス「MyVector」を開始した。ユーザーごとに専用ページが用意され、使用しているソフトのバージョンアップ情報や新着ソフトの有無を自動的に教えてくれる。現在、レジ会員向けにプレオープン中。一般向けのサービス開始は8月6日の予定だ。
MyVectorで提供される機能は「ソフトウォッチ」「おすすめ」など。ソフトウォッチには、ユーザーがVectorからダウンロードしたソフトが自動的にリストアップ。これをもとにバージョンアップ情報が表示され、メールでの通知も行なわれる。一方、おすすめには、ソフトウォッチのリストやユーザーの嗜好に基づいて推薦するソフトが紹介される。これまでユーザー自身が行なわなければならなかったチェック作業が自動化されることで、利便性が向上するとしている。
ベクターでは、MyVectorを通じて、有料ソフトの販売を増加できると見ている。無料ソフトのダウンロードサービスでは、不特定多数に提供するという性格上、ひとりひとりのユーザーの嗜好を把握するのは困難だった。MyVectorにより、ユーザーの情報に応じて関連製品などをアピールすることが可能になる。
(2001/7/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@factory.to]