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■URL
http://www.commercialalert.org/releases/searchenginerel.html
米消費者団体のCommercial Alertは16日、検索エンジン各社について、詐欺行為の疑いで米連邦取引委員会(FTC)に調査を要請したことを明らかにした。同団体は、これら検索エンジンが明確な説明なしに「検索結果を広告に置き換えている」と訴えている。
同団体が調査を要請したのは、AltaVista、AOL Time Warner、Direct Hit Technologies、iWon、LookSmart、Microsoft、Terra Lycosらの検索エンジン各社。同団体はこれら検索エンジンの検索結果について「客観的なアルゴリズムで選択された客観的なデータベースからの情報のようだが、実際は金を支払って掲載されている広告をそう見せかけている」と主張している。
同団体のエグゼクティブディレクターを務めるGary Ruskin氏は「これらの検索エンジンは、編集者の愚かな商業主義で結果を選んでいる。我々はFTCに対し、検索エンジンが誰も不正に騙していないことを確かめるよう要請している。もし検索結果に不正に広告を表示しているなら、広告は広告だと表示するよう義務づけるべきだ」と訴えている。
(2001/7/17)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]