【規格】

Windows XPがUPnPに対応~Intelなど6社がゲートウェイ製品でサポート

■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Jul01/07-17GatewayDevicesPR.asp
http://www.upnp.org/

 米Microsoftは17日、次期版のOS「Windows XP」において、「Universal Plug and Play」(UPnP)対応の「Internet gateway」にネイティブで対応すると発表した。これにより、ブロードバンド接続利用者にオンラインゲームやビデオ会議などにシームレスに参加する手段を提供する。

 また、Microsoftは併せて、ARESCOM、Buffalo Technologies、D-Link Systems、Intel、Linksys GroupおよびNetGearの6社が、ゲートウェイ製品の将来版でUPnPをサポートすることを明らかにした。

 UPnPは、インターネットプロトコルを使って、PCや周辺機器、携帯機器などがネットワーク上で互いを見つけて通信できるようにする技術。有線や無線を問わず、IPベースのあらゆるネットワークに対応する。

 UPnP対応のゲートウェイでは、ゲートウェイのアドレス変換機能「NAT」を使って、複数の機器で1つのIPアドレスを共有できるようになる。UPnP機能により、個々のアプリケーションが自動的にゲートウェイを自動的に操作する。

 MicrosoftのJawad Khaki副社長は「広範な企業がWindows XPとUPnPに対応することで、高速インターネット接続からより多くのサービスを簡単に得られるようになる」とアピールしている。

(2001/7/18)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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