|
■URL
http://www.nikkei.co.jp/events/pasomaru/
賑わいを見せる会場。家族連れや年配夫婦の姿が目立った |
女性や家族向けのマルチメディアイベント「ぱそまる2001」が東京ビッグサイトで7月22日まで開催されている。4回目となる今回は、「もっと楽しい、もっと得する、インターネット生活」がテーマ。会場は、得する・役立つ生活を提案する「デジタル・ライフ・タウン」と、親子で遊び、学んで楽しめる「デジタル・キッズ・タウン」の2つのタウンで構成されている。入場料は、一般1,000円、高校生500円、中学生以下・65歳以上は無料。
今年は「ブロードバンド元年」を反映してか、ブロードバンドに対応したサービスや機器などを紹介し、実際に体験できるコーナーを設置している出展社が、来場者の人気を集めていた。
担当者の話に聞き入る人が多かったのはNTT東日本のブースだ。6月29日に開始された固定電話でコンテンツ利用やメール送受信ができるサービス「Lモード」が体験できるコーナーでは、「インターネットに触れるのは初めて」といった年配の夫婦や主婦などが興味深そうに、説明員の話を聞きながら、専用ボタン1つでインターネットやメールを始められる手軽さを味わっていた。また、ブロードバンドコーナーも設置。ブースでは、高速インターネット通信料定額サービス「フレッツADSL」のほか、8月1日より提供される「Bフレッツ」が実際に体験できるとあって、多くのユーザーが詰め掛けて、パソコンのコアユーザーだけでなく、ライトユーザーも「ブロードバンド」への関心が高いことを伺わせた。さらにNTT東日本では、Bluetooth対応ISDNターミナルアダプターを参考出展していた。最大128kbpsのワイヤレスインターネット接続が可能で3台のパソコンから同時にインターネット接続できるMUX機能を搭載しているのが特徴だ。フレッツ・ISDNだけでなくLモード電話にも対応。近日中に発売するとのことだ。
ブロードバンドが実体験できるコーナー。8月1日開始のBフレッツも体験可能 | Lモードが体験できるコーナー。年配の方が興味深げに体験している姿が目立った。 | 近日発売予定のBluetooth対応ISDNターミナルアダプター |
インパク体験キャラバン
|
このほか、「女性」や「シニア」、「教育」そして「オンラインゲーム」などをテーマにしたコンテンツを集めたパビリオンも展開されている。女性向けのコンテンツを集めた「Women's Internet Market」や、シニアライフのための情報収集ができるポータルサイトを紹介した「シニアのためのアクティブ・ライフ・プラザ」などでは、昨年同様賑わいを見せていた。また、ブロードバンド環境下でのエンタテインメントゲームを体験できる「オンライン・ゲーム・アリーナ」では、「オンラインゲーム体験会」や「パソコンで絵を書こう」などのプログラムが行なわれ、子ども達の人気を集めていた。
(2001/7/19)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]