【調査結果】

Web利用者の高解像度化が進む~1024×768ピクセル以上が増加

■URL
http://www.websidestory.com/cgi-bin/wss.cgi?corporate&news&press_1_140

 米調査会社WebSideStoryは31日、Web利用者が利用している画面の解像度が増加しているとの調査結果を明らかにした。

 それによると今年7月23日の時点で、1024×768ピクセルのモニターを利用しているWeb利用者は全体の約三分の一である32.72%に達しており、これは1999年1月の時点の20.48%から大幅に増加している。また最も低い解像度である640×480の利用者数は1999年1月に比べて17.83%から5.71%にまで大幅に減少した。

 最も多く利用されている解像度は800×600ピクセルで、この利用者数は52.47%だった。この数字は1999年以来それほど変わっていない。合計すると高解像度であるといえる1024×768ピクセル以上の解像度を利用している人は全体の40%弱にまで伸びている。これは17インチディスプレイの利用者の数と比例している。

 また、解像度の利用者数は国によって異なることも判明した。例えばドイツにおいては1024×768の解像度利用者数は全体の50%を超えていたが、逆に中国では18%にとどまった。

 この調査結果についてWebSideStoryの調査サービスStatMarketマーケット担当副社長Geoff Johnston氏は「ほとんどのケースでサイトをデザインするときに余分にコンテンツやグラフィックを付け加えることができ、それでもほとんどのWebユーザーがそれを見ることができると確信することができるようになる」とこの調査結果の意義を説明した。

[調査結果]
画面解像度 利用者の割合 (%)
1152 x 864 2.32
1280 x 1024 2.88
1024 x 768 32.72
800 x 600 52.47
640 x 480 5.71

(2001/8/1)

[Reported by taiga@scientist.com]


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