【特許】

米McAfee.com、Webサービスに関する特許を取得

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http://www.mcafee.com/aboutus/press_room/press_releases/Aug62001_1.asp?

 米McAfee.comは6日、米国特許商標庁(USPTO)から特許番号6,266,774「パーソナルコンピュータを安全にし、管理し、最適化するためのメソッドとシステム」と題する特許を授与されたことを発表した。

 この特許は、McAfee.comがすでに提供しているWebベースのASPサービスを守ることを主な目的とするもので、Webサービスを使ってセキュリティーサービスを顧客に提供するためのシステムを描いたものだ。

 特許の内容は、「HTMLやXMLを使ってブラウザーを通してスクリプトを自動的に実行する」というもので、実施例としてウィルスの探知と除去、アップグレードするソフトウェアやデータの検索、ソフトウェアやデータのアーカイブ、ハードウェアやソフトウェアの自動診断などといったものがあげられている。

 この特許の共同発明者でMcAfee.comの社長兼CEOでもあるSrivats Sampath氏は「特許は、ソフトウェアアプリケーションが世界中のユーザーにWebサービスとして提供されるという我々の信念に確信を抱かせるものだ。さらにこの特許は、初期段階からこの分野に身を置いていた者として、我々の足場を確実なものにするだろう」とコメントした。

 McAfee.comは成功しているASPサービスのひとつとして多くの注目を集めているだけでなく、最近ではMicrosoftと提携し.NET戦略にのっとってセキュリティーサービスをWebサービスとして提供することを発表している。

(2001/8/7)

[Reported by taiga@scientist.com]


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