【サービス】

米Yahoo!、無料の“バーチャル教室”設置サービスを開始

■URL
http://education.yahoo.com/
http://docs.yahoo.com/docs/pr/release802.html

 米Yahoo!は7日、「Yahoo! Education」サービスの開始を発表した。これは大学、高校、中学校、小学校レベルにおいて先生が自由にインターネット上に“バーチャル教室”を設置できるサービスを無料で提供するというものだ。

 このバーチャル教室にはカレンダーが設置され、先生がクラスの予定を自由に書き込めるほか、その講義で必要となる参考書や授業の進み具合などを説明するための講義概要を設置することができる。生徒には暗号化された接続を通してプライベートな掲示板にメッセージを書き込んだり、メールを利用できる環境が与えられる。これらすべてはWebを通して提供されるため、インターネット接続とブラウザさえあれば、生徒はどこからでもこのバーチャル教室を利用することができる。

 その他にもYahoo!は教育出版社3社との提携を発表し、これらの出版社のコンテンツをYahoo! Educationを通して利用できるようにした。現在提供されているのは米国語で標準的な辞書である「The American Heritage Dictionary of the English Language (4th edition)」、「The Britannica Concise」、類語辞典の「The Roget's II」、といった基本的な辞書のほかにシェークスピアの注解書や、世界の様々な国の統計を記した辞典などへ無料にアクセスすることができる。またYahoo!がBritannicaと提携したことで、Yahoo! Educationの利用者はBritannica百科事典オンライン版での14日間の無料使用権を得ることができる。これらは生徒がオンラインで課題を作成するときに利用できる。

 現在数多くのインターネット学校が設置されているが、多くの場合、高価なインフラを使ってバーチャル教室環境を作り上げている。今回Yahoo!が無料で、最低限ではあるが、使いやすい環境を提供したことで、多くの授業がオンラインで提供されるようになる可能性がある。またYahoo!としても、大勢の子供、若者をYahoo!に導くことで利用者数を増やせるほか、Yahoo!Shoppingなどで学校で必要となる品物を購入してもらうことも期待しているようだ。

(2001/8/8)

[Reported by taiga@scientist.com]


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