【調査結果】

米国の家庭インターネット利用者の成長率が鈍化~米調査

■URL
http://www.nielsen-netratings.com/

 米Nielsen//NetRatingsは13日、米国における2001年7月のインターネット視聴率調査の結果を発表した。それによると、家庭のインターネット利用者は1999年から2001年の2年間に63%増加した。しかし、1999年から2000年の1年間には41%増、2000年から2001年の1年間には16%増となっており、成長が鈍化していることが明らかとなった。

 2001年7月には、米国人の58%に当たる1億6,500万人が家庭でインターネットを利用した。家庭インターネット利用者は、2000年7月には米国人の52%に当たる1億4,400万人、1999年7月には米国人の39%に当たる1億600万人で、米国人口に占める割合、利用者数とも着実に増えている。

 利用者当たりのインターネットの利用時間や接続回数も増えている。2001年7月における1カ月間のインターネット利用時間は平均10時間19分。2000年7月の9時間41分と比べて7%増加した。インターネットの接続回数も、前年同月に比べて11%増えている。

 NetRatingsのSean Kaldor副社長は「PCやインターネットの普及率は、他の多くの家電機器の普及率を凌駕しているが、電話やTVの普及率98%に比べるとまだ成長する余地が十分にある」と続けた。

(2001/8/14)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp