【サービス】

大塚商会、HDD障害をネット経由で復旧させるサービスを開始

■URL
http://www.otsuka-shokai.co.jp/company/release/news1346.htm

 株式会社大塚商会は、ハードディスク(HDD)内のファイルを消してしまったり、ウィルスによって破壊された場合に、インターネット経由でHDDを復旧させる「リモート・データ復旧サービス」を9月3日より開始する。利用料金は、クライアントPCの場合8万円(500MBまで)~、調査費2万円。

 復旧サービスを利用するには、専用ソフト「RDR-Quickstart」をインストールし、ラボにある「リモートデータリカバリサーバ(RDRサーバ)」を呼び出す。専門技術者による診断・復旧をリアルタイムに受けられ、障害発生直前のデータに復元できる。なお、復旧できるHDD障害は、ファイルデリートやデータ構造の破壊など論理障害のみで、電気的・機械的な故障には対応していない。

 大塚商会では、1995年から株式会社ワイ・イー・データと提携して、HDDのリカバリーサービスを提供、これまでに約5,000件の実績がある。しかし、機密データ流出などのセキュリティ面における懸念や、HDDユニットを郵送する時間がかかるといった難点があった。大塚商会では、運搬にかかる日数の削減や、軽度障害の復旧に関してコストダウンができるとしている。

(2001/8/28)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp