【事業計画】

米Sony、音楽情報ブックマークサービス「eMarker」を9月30日で終了
日本ではサービス継続

■URL
http://www.emarker.com/refund.jhtml

eMarker終了を告知するページ
 米Sonyは5日、専用端末とデータベースを連動した音楽情報ブックマークサービス「eMarker」を9月30日で終了すると発表した。同サービスを提供しているWebサイトも同日閉鎖されるため、音楽情報「eMark」を保存したいユーザーは、eMarkページを保存するかプリントするよう勧めている。
 同サービスの終了に伴い、専用端末を購入したユーザーには25ドルの払い戻し金が支払われる。払い戻しを受けるには、専用端末に名前などを添えて、12月31日までに郵送で申し込む。払い戻し手続きには申し込み後6~8週間の期間を要する。

 eMarkerは、ラジオやテレビで聴いた曲の情報を知りたいときに、専用端末のボタンを押すと時間帯などが記録され、その後専用端末をパソコンに接続すると、その曲の情報を検索できるというサービス。米国ではSonyが2000年7月に子会社emarker.comを設立し、2000年9月にサービスを開始。わずか1年でサービスを終了することになった。なお、日本でも2000年12月から「eMarker」のサービスを開始してるが、各国ごとの市場の違いなどの状況を踏まえ、引き続き提供していくという。

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(2001/9/6)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net / aoki-m@impress.co.jp]


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