【調査結果】

2001年上半期の米オンライン広告支出は10%減~米調査

■URL
http://www.cmr.com/news/2001/091001.html

 米CMRのインターネット部門であるCMRiは10日、米国における2001年上半期のオンライン広告支出は15億ドルで、前年に比べて10%減少したとの調査報告を発表した。

 2001年上半期のWebサイト別の収入ランキングでは、米Yahoo!が前年比1.69%増の1億9,730万ドルで首位を維持した。2位はaol.comで収入は1億7,400万ドル、3位はExciteで9,050万ドル、4位はLycosで6,190万ドル、5位はAltavistaで5,060万ドルとなっている。

 一方、広告主別のランキングでは、General Motorsが2,540万ドルを支出して首位。2位はeBayで支出額は2,440万ドル。3位はAmazon.comで支出額は1,620万ドル、4位はClassmates Onlineで1,510万ドル、5位はJP Morgan Chase & Coで1,490万ドル。

 この調査結果について、CMRのDavid Peeler社長兼CEOは「赤字から回復しつつある企業は、大きな広告キャンペーンに費用をかけることを渋っている。このような傾向により、オンライン広告支出は2002年第1四半期まで回復しないだろう」との見通しを述べた。

(2001/9/11)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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