【サービス】

動物保護相談センターが「迷い犬・迷い猫」の画像付き情報をネットで公開

■URL
http://www.eisei.metro.tokyo.jp/vet/index.html
http://www.eisei.metro.tokyo.jp/vet/news/pressvet010927.html

獣医衛生の扉のページ。10/1よりここで「迷い犬・迷い猫」の情報が公開される。

 東京都動物保護相談センターは、東京都の各自治体などが保護した「迷い犬・迷い猫」などの情報をサイト上で10月1日より公開する。公開する情報は、色などの文字情報に加えて、画像情報も提供される。これは、都道府県としては初のサービスとなる。

 「迷い犬・迷い猫サイト」は、従来市区役所の掲示板や電話対応で情報公開していた「迷い犬・迷い猫」の情報を、インターネット上でも公開する情報公開の一環としてのサービス。現在東京都の各自治体で保護される動物は「犬・猫」などの中型動物と「ニワトリ・アヒル」などの小動物に分けられている。各自治体で保護される中型動物は、犬年間約2,700匹、猫年間約750匹で、小動物はほぼゼロとなっている。これに対して、電話での問い合わせは年間25,000件以上に上る。東京都によると、電話では視覚情報に欠け、飼い主が自分の犬・猫を確認することは難しかったが、インターネットで画像情報付きで公開することにより、より分かりやすくなるだろうとしている。

 サイトの更新は毎日行なわれ、サイト上に掲載されてから土日をはさんで最低でも約7日間は掲載される。「迷い犬・迷い猫」の情報は、画像情報に加え、収容日、保護された場所、収容期限、動物の種類、性別、大きさ、毛色等の文字情報も提供され、検索も可能だ。また、東京都の各市区町村の自治体が扱う保護動物の情報をほぼ全てカバーしているので、自分の飼い犬・猫などが他の市区などに移動して保護された場合などにも対応可能だ。

 東京都では、行政の情報公開・電子政府の一環として今回のサービスの提供を開始し、都民の利便性を少しでも上げることができれば、としている。また、電話対応も今後とも継続して行なうとのことだ。

(2001/9/28)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]


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