【提携】

米Akamaiと米BEA、動的なアプリケーションの配信で提携

■URL
http://www.akamai.com/html/en/nr/press/press296.html
http://www.bea.com/press/releases/2001/0928_akamai_relationship.shtml

 コンテンツ配信サービスの米Akamai Technologiesと米BEA Systemsは28日、Webベースのアプリケーションを配信している企業に向けたサービス提供に関して提携したと発表した。

 両社は、BEAのeビジネス向けプラットフォーム「BEA WebLogic E-Business Platform」を、Akamaiのマークアップ言語「Edge Side Include」(ESI)や、ESI用のJavaカスタムタグライブラリに(JESI)対応させる。ESIは、動的なWebページを取り扱うことができるキャッシング技術だ。提携ににより、BEA WebLogicがAkamaiの「EdgeSuite」などのサービスと統合可能になり、動的なeビジネスアプリケーションの開発や配信を容易にする。 Webベースでサービスを提供している企業では、静的なWebページに加え、商品カタログやオークション、為替、株式情報、パーソナライズ化したコンテンツなど、動的に生成されたコンテンツを含むWebページを表示するようになっている。しかし、動的コンテンツの制作は、従来のWebページアーキテクチャではページ表示速度が低下するなど、性能低下を引き起こしている。

 BEA WebLogicにESIの機能を組み込むことで、Akamaiの世界規模の分散ネットワークを使って、ユーザーに最も近いサーバーから動的なコンテンツやアプリケーションを配信できるようになる。

◎関連記事
米Akamaiと米Oracle、動的コンテンツのキャッシング技術開発で提携

(2001/10/1)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp