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ニフティ株式会社は、ニフティで提供しているADSL接続サービスの内「イー・アクセス」回線の利用ユーザー1万数千人に、5月~7月の回線利用料金の一部を返金したことを明らかにした。
今回返金対象となるユーザーは、ニフティのADSL接続サービスを利用し、「イー・アクセス」の回線を利用しているユーザー1万数千人。5月~7月にかけて回線が断続的に数回接続できない状態になった。そのうち5月に一番多く不具合が発生し、ユーザーからの問い合わせも寄せられた為、返金を決定したという。返金額は5月~7月の回線利用料を24時間×日数で割り、回線が利用できなかった時間のパーセンテージを算出した結果、1人当たり400円前後の計算になるという。
回線の不具合発生原因は現在調査中だが、5月~7月に発生した不具合に対してはその都度復旧を行ない、現在は安定してサービスを提供しており、上記の不具合は発生していないという。また返金方法は、8月分回線利用料金から返金金額を差し引くという形で行なわれ、ニフティ側の返金処理は終了したとのこと。
ADSL回線の不具合で、1万数千人を対象に返金されるのは異例の処置だ。返金を行なったニフティを潔しとするか、責任の所在をはっきりとさせ、もっと根本的解決を望むかは意見の分かれるところだろう。
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(2001/10/2)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]