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http://www.InterTrust.com/main/pressroom/pressreleases/2001/011002-rap-partners.html
デジタル著作権管理(DRM)技術の米InterTrust Technologiesは2日、米Artesia Technologiesや米nCUBE、米Portal Software、米SkyStream Networksの4社と共同で、DRMソリューションの開発、推進を目指す業界団体「Rights|Alliance Program」(RAP)を設立したと発表した。
同団体では、サービス提供会社が電子商取引市場に参入し、デジタルコンテンツの販売で新たな収益源を確保できるよう支援する。InterTrustが最近発表した、コンテンツ保護管理プラットフォーム「Rights|System」に基づき、DRM対応のデジタルメディア販売ソリューションを提供していく。
これまで、DRM対応のデジタルコンテンツソリューションは複数のシステムを組み合わせて作られており、サービス提供会社やコンテンツ所有者がコンテンツから利益を得るのは困難だった。InterTrustは、RAPを通じて提携会社と共同で、複数のシステムやアプリケーションを組み合わせる必要がない、さまざまな統合ソリューションを開発する。
同団体のソリューションは、開発コストを抑えて市場への投入期間を短縮することが可能で、PCやセット・トップ・ボックス、PDA、携帯端末などのさまざまな端末に対応する。また、会員制サービスやペイパービュー方式などさまざまなビジネスモデルに対応できるという。
(2001/10/3)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]