【新サービス】

So-netとタイトー、ネットワークゲーム「みんなのあいらんど」β版を開始

■URL
http://www.so-net.ne.jp/islands/

「みんなのあいらんど」のサイトへ  ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下So-net)は、ネットワークゲーム「みんなのあいらんど」のβテスト運営を10月17日より開始する。株式会社タイトーとSo-netが運営するゲームサイト「Party Crew」の協力で提供するもので、タイトーが手がける初のネットワークゲームとなる。

 「みんなのあいらんど」は、プレイヤーごとに自分の島を持ち、島の開発をしながら他の島(ユーザー)と協力したり、時には敵を攻撃もするコミュニケーション型育成シミュレーションゲームだ。ゲームのコマンドである「開発計画」は「資金繰り」から「埋め立て」「森伐採」「工場建設」「食料輸出」「ミサイル発射」など多彩な機能があり、状況に合わせて使い分けながら島の人口を増やし、発展させていくことが目的だ。とはいえ、リアルタイムにどんどん進んでいくゲームではなく、4時間を1ターンとして、1ターンに1つの開発計画を実行し、突発的なイベントもターンごとに起こる形なので、ゲームの進行自体はゆったりとしている。また「開発計画」を数ターン分まとめて入力することもでき、放っておいても勝手にゲームが進行していく面もある。そして“この状態だと勝ち”という上がり条件はなく(参加メンバー内の順位は、島の人口などを元にした「発展ポイント」から表示される)、自分の島が少しずつ成長する様子を楽しむことが主体となっている。

 βテストは17日から開始され、WindowsはInternet Explorer 5.0以上、Netscape 4.7以上、MacintoshはInternet Explorer 5.0以上で利用できる。いずれもNetscape6には対応していない。βテストは無料だが、利用にはSo-netの会員登録(接続コース・こんてんつコースのいずれか)と、βテスト登録が必要となる。

 この「みんなのあいらんど」は、フリーウェアとして公開されていたCGIゲーム「箱庭諸島」が母体。「箱庭諸島」は改造や再配布が可能で自分のサイトへの設置もできるため人気を集めていたが、CGIによる負荷から、レンタルサーバー側から設置禁止されるといった事態も多く出ていた。今回、Webブラウザーで遊べる商用サービス「みんなのあいらんど」として新たに登場したことで、以前からのユーザー、また新たなユーザーがどう受け入れるのか気になるところだ。

(2001/10/4)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp