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■URL
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2001-10/sunflash.20011008.3.html
米Sun Microsystemsは8日、MicrosoftのWebサーバー「Internet Information Server」(IIS)からSunの「iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0」への乗り換えを促すキャンペーンを開始した。
MicrosoftのIISはウィルス「CodeRed」や「Nimda」の標的とされ、ここ数ヶ月の攻撃により大規模な被害を受けた。こうした動きを受けて調査会社のGartner Groupは先日「MicrosoftのIISを直ちに他のWebサーバーに置き換えるべきだ」との報告書を発表している。このことが数多くの報道機関で報道されたことからMicrosoftはセキュリティーを向上させるためのコンサルティングサービスを開始、さらにIISを安全に運用するための手順書を同社のWebサイトで公表するなど対応に追われている。
Sunの今回の乗り換えキャンペーン開始はこうした流れを受けたもので、MicrosoftのASPコードを自動的にiPlanetWebサーバー用に書き換えるためのソフトを無料で提供するほか、サーバーソフトの価格も乗り換えに限り37％引き下げる。「iPlanet Webserver Enterprise Edition 6.0」は通常価格1CPU当たり1,495ドルだが、乗り換えキャンペーンに限り1CPU当たり940ドルの39％引きで提供される。このキャンペーンは2002年3月31日まで行なわれる予定だ。
このキャンペーンに伴いiPlanetの副社長Joe Keller氏は「iPlanetでは製品の設計を非常に真剣に行なっており、セキュリティーはSunONEポートフォリオのすべての製品の中で最優先事項となっている」とコメントした。
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(2001/10/9)
[Reported by taiga@scientist.com]